発達障害の子どもが保育園でトラブル!親はどう対応すればいい?
2025.04.16

こんにちは!埼玉県新百合ヶ丘にあるMETKIDSクリニック新百合ヶ丘です。
今回は、「発達障害の子どもが保育園でトラブル!親はどう対応すればいい?」についてお話をしていきます。
子育てにおいて、保育園での出来事はご家庭にも大きく影響します。特に発達障害のあるお子さんが園生活でトラブルを起こすと、親御さんとしては不安や戸惑いでいっぱいになるもの。今回は、そんな時にどう対応すればいいのか、一緒に考えてみましょう。
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目次
- 保育園で起こりがちなトラブルとは
- なぜ発達障害の子どもはトラブルを起こしやすいのか
- 親としてできること
- 保育士や園との連携の重要性
- 専門機関に相談するタイミング
- まとめ
- 🌱初診をご希望の方へ
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保育園で起こりがちなトラブルとは
発達障害のあるお子さんは、感覚の過敏さや言葉の理解の遅れ、集団行動が苦手といった特性を持つことが多く、それが園生活の中でさまざまなトラブルとして現れることがあります。たとえば、お友達のおもちゃを突然取ってしまう、順番を守れずに怒られてしまう、大きな声で叫んでしまうなどの行動が見られることがあります。
こうした行動は本人に悪気があるわけではなく、「困っている」のは実は本人自身であることがほとんどです。親としては、まずその視点を持つことがとても大切です。
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なぜ発達障害の子どもはトラブルを起こしやすいのか
発達障害には、自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)などがあり、それぞれ特性が異なります。ASDではコミュニケーションの苦手さ、ADHDでは衝動性や集中力の持続の難しさがあり、それらが保育園での生活に影響します。
集団の中で「空気を読む」「他人の気持ちを察する」「ルールに従う」といったスキルは、発達障害のあるお子さんにとって難易度が高いことが多く、そのためトラブルになりやすいのです。また、感覚過敏のある子どもは、教室のざわざわした音や照明のまぶしさなどでストレスを感じ、それが行動に表れることもあります。
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親としてできること
保育園でのトラブルを聞いたとき、つい感情的になってしまうこともあるかもしれません。「うちの子が悪いのか」「育て方のせいなのか」と悩む気持ちもよく分かります。
しかし大切なのは、責めることではなく、理解することです。まずはお子さんの行動の背景にどんな困りごとがあるのかを探ってみましょう。「どんな場面でその行動が出たのか」「その前に何があったのか」などを丁寧に保育士さんから聞き取り、家庭でも似たような場面がないか観察してみることが重要です。
また、子どもに対して「何がダメだったの?」と問い詰めるよりも、「つらかったんだね」「困ったね」と共感する声かけが、次のステップにつながります。
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保育士や園との連携の重要性
保育園との関係は、トラブルの有無にかかわらず、お子さんの発達にとってとても大切です。トラブルがあったからといって、園を責めるのではなく、どうすればその子にとって過ごしやすい環境を作れるかを一緒に考える姿勢が大切です。
具体的には、家庭でできる支援方法を伝えたり、園でどのような工夫が可能かを話し合ったりすることが効果的です。定期的に面談の場を設けてもらうのも良いでしょう。「親と園が協力している」という安心感は、子どもにも必ず伝わります。
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専門機関に相談するタイミング
保育園でのトラブルが繰り返される場合や、家庭でも似たような行動が見られる場合には、一度専門機関に相談してみることをおすすめします。早期に支援が始まることで、子ども自身も過ごしやすくなり、園でのトラブルも減っていきます。
METKIDSクリニック新百合ヶ丘では、保護者の「なんとなく気になる」という小さな不安にも丁寧に対応しています。診断を目的とするのではなく、「どう関わればこの子がラクになるか」を一緒に探っていく場所として、ぜひ活用してください。
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まとめ
発達障害のある子どもが保育園でトラブルを起こすと、親は不安や自責の念にかられやすいものです。しかし、子どもが困っているサインを受け取り、園と協力しながら対応していくことで、少しずつ状況は改善していきます。無理をせず、ひとりで抱え込まずに、周囲の力も借りながら進んでいきましょう。
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🌱初診をご希望の方へ
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そんなお気持ちを大切に、METKIDSクリニック新百合ヶ丘では初診のご予約を受け付けています。
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