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“なんでもイヤイヤ!”が長く続くのは発達障害のサインかも?

2025.05.05

子ども 泣く 母 いやいや

こんにちは!神奈川県新百合ヶ丘にあるMETKIDSクリニック新百合ヶ丘です。今回は、「“なんでもイヤイヤ!”が長く続くのは発達障害のサインかも?」についてお話をしていきます。

子どもの成長過程でよく見られる「イヤイヤ期」。何を言っても「イヤ!」と返され、親御さんを悩ませるこの時期ですが、実は発達障害の初期サインである場合もあります。ただのわがままなのか、それとも専門的な支援が必要なサインなのか、見極めが難しいこともあるでしょう。この記事では、発達障害との関係性や家庭での対応のヒントについて、わかりやすく解説していきます。

目次

  1. イヤイヤ期とはどんな時期?
  2. イヤイヤが長引く子どもの特徴
  3. 発達障害との関係は?
  4. 早期発見の大切さと周囲のサポート
  5. 家庭でできる関わり方の工夫
  6. 困ったときの相談先
  7. まとめ
  8. 🌱初診をご希望の方へ

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イヤイヤ期とはどんな時期?

イヤイヤ期とは、一般的に1歳半〜3歳ごろに見られる自己主張の発達段階で、「自分でやりたい」「思い通りにしたい」という気持ちが強く表れる時期です。この時期の子どもは、感情のコントロールが未熟で、自分の気持ちをうまく言葉で表現できないため、「イヤ!」という否定的な言葉で自己主張を繰り返します。

このイヤイヤ期は、成長の証とも言われています。親としては大変な時期ですが、子どもの内面が育っているサインでもあります。

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イヤイヤが長引く子どもの特徴

ただし、通常であれば数ヶ月〜1年ほどで落ち着いていくことが多いイヤイヤ行動が、年齢を過ぎても継続する場合には、少し注意が必要です。

例えば、4歳を過ぎても日常のほとんどに「イヤ!」と強い拒否反応を示す、指示に一切従おうとしない、切り替えが極端に苦手、強いこだわりがあり変更を受け入れられないなどの行動があると、単なるイヤイヤ期の延長ではない可能性も出てきます。

特に、周囲の環境や相手との関係性に関係なく一貫して拒否反応を示すケースは、発達の特性によるものであることが考えられます。

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発達障害との関係は?

「なんでもイヤイヤ」が極端で長く続く背景には、発達障害の特性が関係している場合があります。特に、自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)のお子さんによく見られる傾向です。

ASDのお子さんは、予測できない状況や予定変更に対して強いストレスを感じるため、拒否的な反応が多くなります。また、感覚過敏のある子は、音や光、肌ざわりなど些細な刺激に過剰反応し、それが「イヤ!」という行動として表れることもあります。

ADHDの特性がある場合は、衝動的な反応や感情のコントロールが難しく、「イヤイヤ」がすぐに怒りや癇癪へとつながるケースもあります。

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早期発見の大切さと周囲のサポート

「もしかして発達に特性があるのかも」と感じたとき、早めに専門機関へ相談することが大切です。早期に気づき、サポートを受けることで、子ども自身の生活のしやすさや、親子の関係性も大きく変わってきます。

また、家族だけで悩みを抱え込むのではなく、保育園や幼稚園、地域の相談窓口などと連携することで、子どもに合った支援環境を整えていくことが可能になります。子どもは一人で育つのではなく、家庭・園・地域といった複数の支えの中で成長していくものです。

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家庭でできる関わり方の工夫

家庭でも、子どもの「イヤイヤ」に対して頭ごなしに否定するのではなく、まずは気持ちを受け止めてあげることが大切です。「そうだよね、やりたくないよね」「イヤって言いたくなるよね」と共感の声かけをしながら、徐々に次の行動に誘導することで、子どもも安心感を持てます。

また、選択肢を提示する方法も効果的です。「今着替える?それとも5分後に着替える?」など、選ばせることで自分の意志を尊重されていると感じ、反発が少なくなります。

子どもが落ち着く時間や空間を用意してあげるのも良い工夫です。決まったぬいぐるみ、安心する音楽など、子どもにとっての“安心アイテム”を探してみましょう。

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困ったときの相談先

もし、「やっぱり気になる」「少し違和感がある」と感じたら、一人で悩まずに相談してみましょう。小児科や発達支援センター、療育施設、クリニックなどが相談先としてあります。

METKIDSクリニック新百合ヶ丘でも、こうした子育ての中での不安やお悩みに対応しています。気軽に相談できる環境が、子どもにとっても、親御さんにとっても大きな安心につながります。

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まとめ

「なんでもイヤイヤ!」は成長の一過程であることが多い一方で、長引く場合や強すぎる場合には、発達障害のサインであることもあります。大切なのは、子どもを否定せず、周囲が柔軟に対応していくこと。早期に気づき、家庭・園・地域が連携してサポートしていくことで、子どもの持つ力を最大限に引き出すことができます。

「ちょっと気になるな」と思ったら、どうぞ一人で抱え込まず、私たちに相談してみてくださいね。

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🌱初診をご希望の方へ

「少し相談してみたい」「うちの子もしかして…?」 そんなお気持ちを大切に、METKIDSクリニック新百合ヶ丘では初診のご予約を受け付けています。 下記のフォームから、いつでもお気軽にお申し込みください。

👉ご相談は こちらから! https://forms.gle/NJpiG8jPzEEK9MPSA

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